パニック障害を知る

パニック障害と遺伝

パニック障害を引き起こす原因は、セロトニンなどの神経伝達物質の異常や、強いストレスなどと言われていますが、正確にはわかっていません。ただ、遺伝とパニック障害に関係がある事はわかっています。

一般に、家族にパニック障害の人がいる場合、他の家族もパニック障害を発症する確率は2割近くあり、一般の人が発生する確率の8倍も高い事が分かっています。さらに双子の場合、一人がパニック障害を引き起こすと、もう一人が発症する確率がさらに高くなります。

このように数値や確率だけで考えると、パニック障害には遺伝せいがあるように考えられますが、未だにパニック障害に関係している遺伝子は見つかっていません。現段階では、パニック障害は遺伝病ではありませんが、親の体質などによって、子供にもパニック障害の体質も受け継がれ、発症する確率が高くなっている事はわかっています。

パニック障害の発生率は、親がパニック障害である場合と、違う場合では、子供の発症率は10倍も違うとされています。

遺伝するという確証はありませんが、パニック障害は不安障害の中でも遺伝しているという可能性が非常に高い事は確かです。ただ、自分がパニック障害であるとき、子供に遺伝してはかわいそうであると子供を作る事を我慢する事はありません。発症確率が上がっている事は事実ですが、発想しない場合の方が多い事も事実です。子供が出来たら、子供が不安を感じる要素がないように、愛情を持って育てましょう。

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