はじめに

パニック障害とは

パニック障害は、普通なら何でもないような状況で、大きな不安や強い恐怖を感じ、動悸や息切れ、また発汗等の症状が現れて、心臓病などの重大な病気になってしまい、このまま死んでしまうのではと感じます。ただ、症状は数分から数十分で収まり、病院で検査しても身体には異常が見つかりません。これは、パニック障害が身体的な原因がある訳ではなく、脳の神経伝達物質の影響で起きているためです。

パニック障害は、近年は自身がパニック障害であった事を告白する芸能人が増えたことで、少しずつ認知されていますが、日本では未だ十分に知られているとはいえません。この為、多くの人がパニック障害であるという自覚がなく、早期に適切な治療が出来ずに、悪化してしまうという状況にあります。

ただ、パニック障害は希少な病気ではなく、100人に1~3人の割合で発症しているとされています。パニック障害は、放っておくと症状が悪化し、他の精神障害も併発する危険がありますが、適切に治療を行う事で、症状を克服する事が可能です。

パニック障害になると、また発作に襲われるのでは、同じ状況になったら死んでしまうのではないか、といった不安から発作の起きた状況を避ける傾向があります。また、大勢の人前で発作にあったらどうしようと言う恐怖から、人が大勢いる場所や、公共の乗り物等を避けていく人が多く、生活範囲が制限されてしまいます。

ただ、パニック障害は異常に不安や恐怖を感じているだけで、検査して異常が見つからないように、発作で死んでしまうと言う事はありません。パニック障害と言う病気をきちんと理解し、不安や恐怖に少しずつでも慣れていき、克服していく事がパニック障害では大切です。

パニック障害を引き起こす原因は、はっきりとは分かっていませんが、慢性的な強いストレスや、不規則な生活も影響しているとされています。パニック障害を知る事と同時に、規則的な生活を心がけていきましょう。

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